2010年5月20日木曜日

「口蹄疫」と「肉を食べること」


最近話題の「口蹄疫」。
牛や豚が万の単位で殺処分されると言うのはやはり衝撃的です。そんな大量の命が人間の都合で殺されるというのはやはり悲しいことです。

テレビに宮崎で食肉用の家畜を育てている農家が出ていました。そこで語られたのは、殺処分への悲痛な思いでした。

私はどちらかというと経済的な打撃の方にしか目が行っていなかったのですが、農家の方のお話では命を無駄にすることに重きがおかれていました。

今回の問題は悲しい気持ちにさせるものですが、一方で食のありがたみを再認識するきっかけにもなると思います。

スーパーにならんだ食肉を見て、そこに命があったことを想起するのはなかなか難しいことです。しかし、間違いなくそこには命があったわけです。また、その食肉にはその命を育てた人々の思いも込められています。

「口蹄疫」が農家の方に与える被害は甚大なもので、一刻も早い解決が望まれます。
ですが、しばらく巷の話題から消えることはないでしょう。
そのとき忘れがちな命への感謝の気持ちを思い出すことが、殺処分される生き物たちへのせめてもの弔いになるのではないかな、と私は考えます。

牛、豚、鶏、そしてそれらを育ててくださっている農家の皆さん、いつもありがとうございます。

2010年5月14日金曜日

心臓止まるかと思った


「なんか妙にアクセス数が増えたなぁ」と思って久々にアクセス解析してみたら、以前このブログでも取り上げたkayacからのアクセスが多いことが判明。

そこでkayacの5月13日づけのホームページを見ると、上のスクリーンショットのように自分の文面が載ってました。

……まじ心臓止まるかと思いました。

まず、取り上げていただいてありがとうございました。
そして、「しょーもない商品」とか「零細企業かと思った」とか言いたい放題言ってすみませんでした…。

改めて見るとなんともひどい文面…。
まさか見られているものとは思いませんでした。

弁解させて頂くと、私はこの会社が好きです、本当に。

以前、ここが作っている「let it sleep」というiphone用のアプリ(当時)を、そうであることを見落としてipod touch用に買ってしまったことがありました。(私はiphoneは持っていないのです)
そこで、「ipod touchでも使えるようにして下さい」とメールでお願いしたところ、ここの会社は無視するどころか、そっこーでお返事をくれました。

この度は Let It Sleep をご購入いただきありがとうございました!
Let It Sleep 開発者の◯◯です。

touch 対応の件、了解いたしました。
さっそく検討させていただきたいと思います。

弊社サービス / アプリケーションともども今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

以上、失礼いたします。

という感じです。まじめな会社です。
そして今はipod touchでも動くようになっています。

ま、そんなこともあってkayacが好きなのです。
ぶっ飛んだことをしながらも、ちゃんとお客さんのことを考えてくれているわけですから。

そういえば、鎌倉にbowlsというご飯屋さんがあり、おしゃれな雰囲気に誘われて入ってみたことがあります。そこも後々kayacが絡んでいることを知るのですが、ディスプレイ用に尋常じゃない量のどんぶりが重ねられていたり、絵がたくさんかけられてたり(売られていたようです)、キャンドルがアルコールランプだったりと、面白ご飯屋さんでした。











そのときはしらす丼をいただきました(写真を撮り忘れているという…)。ふんわりしたしらすが美味しかったです。


…はぁ、それにしてもネットって怖い(笑)
「見られてないだろう」と思って完全に油断していました。
今後はくれぐれも誹謗中傷のようなことは書かないように、気を引き締めようと思いました。

2010年5月11日火曜日

となりのトトロ海外版


BGMが「風の通り道」とか…最強だと思います。「トットロ、トットーロ♪」もかわいいですけど、こういうしっとりした感じもノスタルジーを掻き立てていいですね♪

多磨霊園サイクリング


今日は免許の更新に行ったついでに、府中の試験場の真向かいにある多磨霊園内をサイクリングしました。

園内は凄まじく広いです。今日見ることができた部分は10%にみたないと思います。

そんな広大な園内には手入れの行き届いた立派な墓や、草ボウボウの墓、斬新なカタチの墓や、ふつーの墓が、ふんだんに葉をつけたもみじや楓などの古木に囲まれて立ち並んでいました。

昼間ということもあって薄気味悪さはなく、むしろ深い緑に包まれた爽やかな空間だと思いました。

そして今日僕が見たなかで最も印象深かったのは、「シンボル塔」から「みたま堂」付近にかけての大通りでした。今回の記事のトップの写真がその一部です。

ここは墓地というよりは公園に近かったです。公園の中に、ぽん…ぽん…と墓が並んでいる、という印象を受けました。

その墓の一つに東郷平八郎の墓がありました。手を合わせたあと、ミーハー心が突き動かされてパチリ。


東郷さんの墓を目にして思ったことは、経済動向が芳しくなかったり、さまざまな社会問題が発生したりと、なにかと不安な気持ちになることもある昨今ですが、戦争状態にないというだけでも、ありがたい時代だな、ということでした。先人たちに感謝です。

これまでは「墓場を好きな人」がいることを奇妙に思っていましたが、実際に墓巡りをしてみると懐疑的だった自分が楽しめたように、墓場には人それぞれ、さまざまな時間の過ごし方・楽しみ方があるのだろうなと思いました。


参考サイト


2010年5月10日月曜日

就職活動をしているすべての人へ




今日は私がお世話になっている方から戴いたお言葉を紹介します。

私は昨年民間企業への就職活動をして、
ありがたいことに内定もいただきました。
しかし、その段階に来て自分がしたいと思うことは違う、
ということがわかり、その企業の内定を辞退しました。
そして今年も就職活動をしています。

そんな私に贈っていただいたのが次の言葉です。

「希望の仕事」は最大の努力をして
獲得する価値のあるものです。
これからの長丁場、頑張ってください。

就職活動をしていると、様々な壁にぶち当たり、
心のなかに妥協が芽生えることがあります。

しかし、一度きりの人生を素晴らしいものにできるか否かは、
ここでの頑張りも大きく関わってくる、
ということを考えさせられました。


就職活動をしているみなさん。
夢を夢で終わらせないように、
歯を食いしばってがんばりましょう。

2010年5月6日木曜日

面白法人のおもしろい社長

鎌倉に本社をおく、面白法人カヤックという会社をご存じですか。

ホームページを見てみると、しょーもない商品が掲示されていたりするので、
趣味でやってるような零細企業なのかな、と思ってしまったのですが、
1億もの売上を出している企業なんだそうです。
びっくり。

よくよくみてみると、大企業のwebサイトを作っていたりする、
「しっかりとした」企業だということがわかりました。
webページ制作が主な業務だから、
鎌倉に本社をおいておいてもいいわけですね〜。
ここの社員さんは海遊びなんかもしょっちゅうやっているようで、
なんだかとても面白そうな会社だと思いました。

そんな面白法人社長の柳澤(やなさわ)大輔さんが講演されている
ustreamがありましたので、貼っておきます。
これを見ればカヤックがどういうふうに「面白法人」なのか、
ということがわかると思います。

また、これは動画とは関係ないのですが、柳澤さんのことばに、

大企業の就職希望をしている人に質問しました。
「なぜ、その大企業を志望するのですか?」
「安定していると思ったから。ベンチャーはハイリスク・ハイリターンだけど、大企業はローリスクだから。」

僕は逆にこう考えます。
「そのような思考でその大企業に入って、何年もぬくぬくと同じ仕事を続けていて、もしその企業がなくなってしまったら、外でつかいものにならない人間になってしまう。それよりも、安定していないところ、全然守られてないところで自分の力で切り開ける人間になった方がどこでもやっていける自信がつくはず・・・「安定しているから大企業に入ろう」というその思考。

それは、僕にとっては、ローリスクではなく、ハイリスクに思えるのです。
というものがあります。

おもいっきり安定してると思われるところに勤めることを
目指しているところですが、
晴れてそこに勤めることになったとしても、
そういう環境に安住しない気持ちを大切にしていきたいなと思いました。

2010年5月5日水曜日

日本の未来は暗い、のか


今日でゴールデンウィークも終わり。
明日からまた気合入れて頑張りましょう、
というそんな夜ですね(^^)。

すさまじく久しぶりのブログ更新です。

本日のNHKのニュースwatch9では、
杉並区の和田中学校で行われている、
よのな科」という授業が取り上げられていました。

これは民間出身の校長先生が、
直々に教鞭をとられている個性的な授業で、
「自分で考える事」を大切にしている授業、
という印象を受けました。

今回の授業では、大学生の就職難について,
生徒たちが意見を交わしていました。

それで、この就職難は社会環境の悪さというよりも、
むしろ大学生による企業の選り好みのような、
「甘さ」を指摘する意見が続出してました。

全ての就職難にあえぐ大学生が
甘いわけではないとは思うのですが、
確かに甘い大学生は多いと思います。
とりあえず僕は耳が痛かったです。
みなさんよく見ていらっしゃる……。

そのような様子で、
自分の将来をしっかり考えるきっかけになると思われる、
非常に興味深い授業だったのですが、
気になる点もありました。

それは、校長先生が、日本の景気が良くなることはない、
というようなことをおっしゃっていたことです。
中学生たちの人生をよりよいものにしようとお考えの方が、です。

確かに現実を見れば、
広がりを見せる国内の経済格差や景気低迷、
少子高齢化やアジア諸国の急成長など、
日本のおかれている状況は楽観視できるものではないでしょう。

でも、僕は大人が、しかもあんな素敵な教育を実践されている方が、
日本の未来は暗い、と言いきられていることが残念でなりませんでした。

「日本の未来は明るい」と教えろ!という気はさらさらありませんが、
「日本の未来は暗い」という意識の種を植えるのはどうでしょうか。

日本の未来が明るいか暗いかなんて誰にも分からないはずです。
ここのところうまく行っていないからって、
絶対悪い方にしか行かない、とは決まっていません。

「日本経済は悪化の一途」という風潮が漂っていますが、
それを打破するように努めていくことはできると思うのです。

その一歩として、大人はこの国を悲観することをまずやめるべきだと思います。

この記事をご覧いただいた方にも、ぜひお考えいただきたいです。
もし、この国の将来をネガティブに考えていらっしゃったら、
もし、若い世代にネガティブな日本の未来を予言していらっしゃったら、
そしてもし、この国の明るい将来を願っていらっしゃるようでしたら、
悪い将来ばかりを予想することからまず、やめてみませんか。