2008年12月22日月曜日

映画日和

ノロウイルスがもたらしたもの。
それは安らかで孤独な日々だった。

人に会うことが出来ない。
バイト先が飲食関係なので、バイトにも行けない。
迷惑をかけれないので、元のバイト先である銭湯にも行けない。

というわけで、ヒッキー(こもり)を決め込んだ。

ヒッキー中にやったこと。
・部屋の掃除
・読書「海と毒薬」「人は見た目が9割」
・映画をDVDでみる
・途中までやってたファイナルファンタジー12をやる

楽しすぎた。
これほどまでに充実した休日は今までなかったように思う。

映画は、ずーーーーっと観たいと思っていたけど、
なんだかんだで時間が取れなくて観れなかったので、
ツタヤでDVDを衝動借りしてきて映画三昧の時間を過ごした。
以下、暇を潰してくれた映画たち。

「ブリジットジョーンズの日記」

もてないブリジットがなんかの偶然で2人の男性に好かれて、
2人の間で揺れる映画なのかと思いきや、
全然違った。
ブリジットは基本的に写真右の男が好きだが、
すれ違いや勘違いで関係が途絶えそうになる。
けど結局ハッピーエンド、という話だった。

ずっと観たかった映画だった。
こういう気楽な映画好き。


「ヘアスプレー」
話題を呼んだ映画。
やっと観た。
なんの映画か知らないまま観たけど、
差別なんてくだらない、って映画だったんですね。

柳原加奈子がでぶかわいい、というような言われ方をしてて、
「デブがカワイイわけがない」と思ってたけど、
この映画の主人公を観て「でぶカワイイ」が理解できた。
この女の子みたいな性格だったら人生超楽しそう。


「マリーアントワネット」
歴史の悪役として描かれることが多いマリーアントワネットを、
妻として、母として、女として、魅力的な人間として描いた作品。
誰もが知っているマリーの最期を想像させるようなエンディングだとは思ったけど、
なんかイマイチな幕引きだな、と思った。

歴史モノの映画を観たら、「歴史を勉強しなおさないとなぁ」と思うけど、
結局やらない今日この頃。


「陰日向に咲く」
物語終盤で人々のつながりがダダーっと明らかになっていくのが、
いささかやりすぎだと思った。
一番最後の写真を撮る場面が好きだった。




どれもこれも観たい映画だったし、どれも僕を憂鬱な気分にしない映画だった。
観ると鬱になる鬱ムービーはこの世にごまんと存在しているが、
今回はそのハズレくじを引かなくて幸いだった。
ただでさえ鬱になりかねないシチュエーションだったからなぁ。
よかったよかった。

ノロは治ったし、病院の先生も「もう大丈夫だよ」と言ってくれたけど、
バイトは年内出勤停止だし、友達もみんなちょっと距離置くし、
なんだかなぁ、な毎日は続いている。。。

得体の知れないともだち


昨日は高田馬場に映画(?)を観に行きました。
高校時代の友達(落石)と行くはずだったんですが、彼は寝坊で来れない、とのことでした。
別に彼もそこまで観たそうではなかったので、かまわず一人で観ました。

観たのはロシアのアニメーション、「チェブラーシカ」。




か・・・かわいいでしょ・・・ハァハァ

これ、それそのものだけでもそーとーかわいいですが、
幼子っぽい声でしゃべるので、動画で観るとかわいさ倍増でした。

あと、「得体の知れない僕なんかと友達になってくれるの?」
とか言うもんだから思わず守ってあげたくなっちゃいました。
うちにおいでっ!!
まぁ、僕にもらわれなくても新友達がチェブの発言を即否定するし、
とてもいい関係を構築するので全然問題ないわけですが。
でも、うちにほしいっ!!!
餌付けしたいっ!!!!!!
一緒にお散歩したいっ!!!!!

設定にいくつか疑問点もありましたが、
全体から湧き出す愛くるしさが完全にカバーしてて、
「小さなことは、いっか」って気にさせられます。
ほんとにかわいい映画(?)でした。

ロシア=鬼プーチンの支配する暗殺とか平気でやっちゃうような恐ろしい国
ってイメージがほんの少しだけ変わりました。
プーチンもあの萌えアニメ観て育ったのかな・・・。